2021/09/13

これってパワハラ?介護現場でパワハラを受けた時の対処法

上司や同僚、利用者から受けた言動について、これってパワハラ?と思うような場面は

ありませんか?本日は介護現場で、パワハラを受けた際の対処法をご紹介します。

 

もくじ

■パワハラの定義と種類

■介護現場でのパワハラ事例

■3つの対処法

 

■パワハラの定義と種類

<定義>

職場におけるパワハラ(パワーハラスメント)とは権力や立場を利用した、部下や同僚、上司などへの嫌がらせのことをいいます。

 

<種類>

①身体的攻撃・・・暴行、傷害

②精神的な攻撃・・・脅迫、名誉棄損、侮辱、暴言

③人間関係からの切り離し・・・隔離、仲間外れ、無視

④過大な要求・・・業務上明らかに不要なこと、遂行不可能なことの強要、仕事の妨害

⑤過小な要求・・・業務上の合理性なく、能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じることや仕事を与えないこと

⑥個の侵害・・・私的なことに立ち入ること

 

参照 パワーハラスメントの定義について 雇用環境・均等局(平成30年)

 

■介護現場でのパワハラ事例

<職員間>

「仕事ができないのなら辞めてしまえ」「この程度なら新人でもできる!」「これでいいと思っているのか!」「あなたがいるだけで、他の人が迷惑だと分からないの?」など、上司あるいは先輩による正当な指導の範囲を超える暴言

 

<利用者から>

利用者が職員を不当に罵倒する、職員の手を払いのける、職員に対して物を投げるなど

また、その家族から必要以上に問い詰められる、人格を否定するほど攻め立てられるなど

 

■3つの対処法

【1】同僚とのコミュニケーションを大切にする

職場で孤立をすると、職員間でのパワハラのターゲットになりやすいため、普段から

同僚とのコミュニケーションを大切にしましょう。また、上司や先輩にパワハラを受けた

時に、いつでも相談ができる相手がいると心強いですね。

なかなか難しい場合もあるかもしれませんが、直接パワハラを受けた場面で、

「~という言い方をされると、辛いです。」など、相手に敵対心を出さず、柔らかく伝えることが大切です。

 

【2】上司や人事、運営本部に相談する

【1】で直接、パワハラをしてくる同僚や利用者に伝えられない場合は、

信頼できる上司や人事、運営本部に相談をしましょう。

下記、法律で事業者のパワハラ防止義務が明確に示されています。

 

【労働施策総合推進法第30条の2第1項】
事業主は、職場において行われる優越的な関係を背景とした言動であって、業務上必要かつ相当な範囲を超えたものによりその雇用する労働者の就業環境が害されることのないよう、当該労働者からの相談に応じ、適切に対応するために必要な体制の整備その他の雇用管理上必要な措置を講じなければならない。

 

【労働契約法第5条】
使用者は、労働契約に伴い、労働者がその生命、身体等の安全を確保しつつ労働することができるよう、必要な配慮をするものとする。

 

【労働安全衛生法第3条1項】
事業者は、単にこの法律で定める労働災害の防止のための最低基準を守るだけでなく、快適な職場環境の実現と労働条件の改善を通じて職場における労働者の安全と健康を確保するようにしなければならない。

 

【3】外部機関に相談する

所属している法人内での解決が難しい場合は、

下記のような外部機関への相談も検討してみましょう。

・各地の労働局や労働基準監督署にある「総合労働相談コーナー」

参考:総合労働相談コーナーのご案内|厚生労働省

最寄りの法務局や地方法務局に電話がつながる「みんなの人権110番(全国共通人権相談ダイヤル)」

 

いかがでしたでしょうか?

パワハラで悩んだ時の最後の解決策としては、

パワハラを受けている人から離れるために転職するという選択があります。

自分が悪いわけではないのに…。と不本意な気持ちは理解できます。

しかし、法人側も解決の義務を怠っている可能性が高いため、

そこで長く働くことで、違う場面でも辛い思いをするかもしれません。

 

相手を変えるのではなく、転職をすることで

より良い働き方を得られる可能性が広がります。

 

あしたの介護看護では、専任のアドバイザーが

あなたの転職に伴走します。

 

転職を悩んでいる方も

まずはご相談からお待ちしています。

 

 

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